セトちゃんのエンタメ挑戦記で見るプロセスエコノミー



以前オンライサロンのおすすめ記事を書かせて頂きました。


そのオンラインサロンは…


セトちゃんのエンタメ挑戦記です。


どんなサロンかはこちらの記事をどうぞ。





この記事を書いて、しばらくしてセトちゃんは社長になりました!


社長になってからも毎日が激動です。


ミュージカルえんとつ町のプペルはどんな形になるのでしょうか?


マネタイズはどうしているのでしょうか?


今回は、そんなセトちゃんのオンラインサロンを例にプロセスエコノミーについて考えてみます。


結果的にプロセスエコノミーを勉強できるサロンになってる!






↓↓↓こちらの記事の音声バージョンはこちらから



standfmすぎちゃんち


プロセスエコノミーとは?



そもそもプロセスエコノミーと言う言葉は、アル株式会社のけんすうさんが考えられた言葉です。



今の時代はただ単に、良いものを作っただけでは売れない時代になりました。


新しいものを作ったとしても、すぐ他の誰かが安価で同じ品質の物を作ってしまう。


似たものが溢れているので、結局完成された物だけで差をつけることが出来なくなりました。


そこで、プロセス自体を売っていく『プロセスエコノミー』と言う考え方が出てきたわけです。



キングコングの西野さんが、1番このプロセスエコノミーを成功させている人だと思います。


自分も西野亮廣エンタメ研究所に入っているので、ずっと体験できているのですが…


映画えんとつ町のプペルの制作が最たる例です。


制作過程、すなわちプロセスを販売することで、製作費を捻出していました。


オンラインサロンの会員数も日本一なのは、皆さんご存知かと思います。


プロセスを共有することで、応援者が増えて行くんですね。


サロンの売り上げを制作費に回すことによって、映画の集客だけに頼ると言う打ち手を無くしました。


映画の制作を、実際の集客数だけに頼っていたら、制作費が間に合わずクオリティも下がってしまうのです。


プロセス自体を応援してもらい、そこで売り上げを出していく事で、より大きなことにチャレンジできるんだと思います。


プロセスエコノミーについてより詳しく知りたい人は、尾原和啓さんの著書プロセスエコノミーを読んでね!



この記事は尾原和啓さんのプロセスエコノミーを参考に書かせていただいています。



プロセスエコノミーの事例



わかりやすくするために、プロセスエコノミーの事例を2つ挙げておきましょう。


BTS


え?と思う方々もいるかも知れません。


今世界のトップを突っ走っているBTSもプロセスエコノミーを取り入れています。


オーディションの段階からファンの皆さんが応援していたわけですが…


まさにBTSはファンと一緒に成長していったグループであります。


ARMY(BTSファン)のみんなが、クラファンなどで広告を独自に出したり、各種SNSでの発信も自由に行なっています。


こうすることで、自然とファンによって、BTSの宣伝が行われていきます。


ファン同士のコミュニティの広がりによって、新しいファンの獲得につながっていくのです。


これが韓国だけでは無く、各国で行われていたのが凄くて、今や世界中の誰もが知っているグループになりました。


各国で、どうすればBTSを広めていけるか?をファンが考えて、ファンがBTSを成長させていくんです。


プロセスの共有と言う点で、BTSの成功は約束されていたのかも知れませんね。




ジャニーズ



これもえ?って思う方もいるかも知れません。


ジャニーズっていきなりデビューできるわけでは無いのは、知っている方も多いと思います。


CDデビューする前は、ジャニーズJr.として活動しているんですね。


ファンの皆さんは、このジャニーズJr.の頃から追いかけているわけで、それこそデビューまでの道のりを共有しているんです。


前の職場の事務さんがキンプリのファンだったんですが、キンプリのデビューの時の嬉しさったら表現しようが無いほどでした。


ジャニーズJr.の時代からのファンの心理は共に歩んだ戦友みたいなものかも知れません。


最近ではなにわ男子のみんながCDデビュー決まりましたよね。


その時のSNSの『おめでとう!』の数はもう計り知れませんでした。



BTSにしろ、ジャニーズにしろ、アーティストの作品ってCDだと思うところです。


しかし、そうでは無くて、プロセスの共有という大きな作品がファンと共に生み出されていたんだと思います。


自分だったら、ミスチルの桜井さんが新曲の制作過程をサブスクにしたら絶対参加する!



セトちゃんのエンタメ挑戦記ではどうなのか



前置きが長くなりました…


セトちゃんのオンラインサロンでは、プロセスエコノミーはどう行われているのか?



セトちゃんのサロンでは、現在進行形でミュージカルえんとつ町のプペルの制作をしています。


このミュージカルの制作費をどう捻出していくのかも見ものですね。


↑↑↑ミュージカルえんとつ町のプペルのHPはこちらから



まず、このサロンの魅力は、やはりセトちゃん自身にあると思います。


キングコング西野さんの1番近くで学んでいただけあって、普通の20代では経験出来ないことをしています。


そんなセトちゃんの物語、すなわちプロセスを共有出来るからこそ、応援したい気持ちも大きくなるんですね。


実際、ミュージカルのプロジェクト自体は小野さんが発起人であります。(小野さんについてはサロン紹介記事をどうぞ^^)


自分は、2020年の4月に西野さんのオンラインサロンに入り、5月にこのミュージカルのプロジェクトを知ることになりました。


その時の、小野さんとセトちゃんの対談が熱すぎて、すっかり2人のファンになってしまったわけです。


本来であれば、2020年の9月にNYでこのミュージカルを行うべく、動いていたわけですが、コロナの影響でオンライン公演に変更されました。


オンライン公演の制作の時も、それこそプロセスエコノミーは行われていたわけです。


クラウドファンディングでは1800万円を集めたと記憶しています。


ただの若者がクラウドファンディングで、1800万円を集めるなんてあり得ないと思います。


小野さんや、セトちゃんの思いに共感した人たちの『応援』が形になった瞬間でした。


そしてNYチームのみんなが制作した『ミュージカルえんとつ町のプペルオンライン公演』が行われたわけですが…



セトちゃんは西野さんから見事に0点を言い渡されました



あの時の0点を言い渡されました配信のセトちゃんを忘れることは出来ません。



ミュージカルえんとつ町のプペルは、順風満帆なんかではありません。


2020年の段階から、とんでもない物語が巻き起こっています。


こう言った全てを目にして、応援できているという現実がそこにはあって、圧倒的な共感につながっています。


セトちゃんがサロンを立ち上げる以前から、プロセスはあって、そこに絶大な価値が生まれているんですね。


成功ばかりしている人の発信はつまらないと良く言います。


失敗を繰り返しているからこそ、応援出来て、成功を一緒に祝ったり、喜んだり出来るんだと思います。



ジャニーズJr.の話にしても、みんながみんな順調にデビューできるわけじゃ無いですよね?


ファンと一緒に苦労を共にしたり、喜びを共にしたりしているからこそ、デビューが決まった時の喜びが爆発するんです。


デビューまでのプロセスを共有できていて、知っているからこそ応援する力が大きくなるんです。



次からは、セトちゃんのエンタメ挑戦記のプロセスエコノミーの具体例を見ていきましょう。






ミュージカルえんとつ町のプペルの制作費はどう回収していくのか!?




ミュージカルの制作費



まず、他のミュージカルでなんでプロセスを売ることが出来ないのか?ってところからなんですが…


日本のミュージカル界は、海外からの輸入作品が大半を占めているという部分が大きいです。



有名な『アラジン』とか『ライオンキング』などのディズニー作品なんかは、海外から版権を買っているわけで、その制作過程なんて、見せちゃいけないんですね。


ディズニーに土下座しても、おそらく門前払だと思われます(汗


じゃあ、日本オリジナル作品を作ってヒットさせれば良いんじゃない?ってなるんですが…


素晴らしいとわかっている海外作品がヒットするならまだしも、オリジナル作品をヒットさせるなんて至難の業です。


みなさま、もうお気付きでしょうか?


そうです!だからこそえんとつ町のプペルなんです!



海外の版権なんて関係なく、プロセス自体を販売できる。


そして、完全なオリジナル作品でありながら、絵本や映画がヒットしている!


権利を持っているのは、海外のどえらいデカイ会社では無く、西野さんです。


プロセスエコノミーをやるにはうってつけの作品なわけですね。



そして、日本のミュージカル界の問題点がもう1つあって、売り上げをチケット代で回収しなければならないと言う点です。


チケット代だけで、制作費を捻出しようとすると、作品のクオリティの限界が会場のキャパに依存してしまいます。


納得のいくクオリティの作品を作りたいのに、お金と言う問題で断念せざるを得ない…


そんなのもったいないし、圧倒的なクオリティの作品を見たいじゃ無いですか。


圧倒的なクオリティの作品を作るために、お金と言う問題をチケット販売以外で回収していく。


そのためのプロセスエコノミーでもあります。


つまり、このプロセスエコノミーで制作費を捻出していく方法が確立していけば、日本のミュージカル界の可能性が広がっていくんです。

そう考えると、セトちゃんの挑戦は大きな大きな意味を持つんだと思います。


ミュージカル界を変えたいって言っているのは、こういう部分からでもあるよ



セトちゃんのサロンでのプロセスエコノミー具体例



実際、ミュージカルえんとつ町のプペルの制作で行われているプロセスエコノミーの具体例を挙げてみましょう。


  • ミュージカルの美術会議の生配信
  • オーディションの生配信
  • グッズなどの案などをサロン内で共有
  • 豪華俳優陣の決定した理由や、その過程の共有
  • 日本公演、そしてNY公演に向けた挑戦の発信
  • MV制作の裏側公開
  • オンライン配信に向けての過程の発信
  • オンライン配信を見たい子どもたちの団体さんと、それをプレゼントしたい大人たちとのマッチング
  • NYに行って、来年の劇場を抑えるまでのリアルな現状を配信



挙げた全てがマネタイズできているわけでは無いんですが、日々色々なプロセスを見せてくれるので、応援しがいがあります。


そして、制作をセトちゃんたちプロデューサー陣と、ファンのみんなと一緒に行なってる実感があります。


上に挙げた例で、子どもたちに向けたプレゼントがあるわけですが、こちらはとてもオススメです。


ミュージカルえんとつ町のプペルこどもギフト



念の為補足しておきますが、一方的にこども達にチケットを売るわけではありません。


事前にプレゼントして欲しい団体さんを募集した上で、プレゼントしたい人達が購入すると言う流れになっています。


被災地への千羽鶴のように、不必要なプレゼントを避けるためでもあります。


支援や、プレゼントに興味がある方はご検討いただけたらと思います。




このように、現在進行形で色々な挑戦をしてくれている、セトちゃん。


NYの会社の社長になったのもあって、これから海外でどんな活躍を見せてくれるのか!?


今後も目が離せませんね。



何者でも無い20代前半の男の子が、誰も知らないNYの会社の社長になって、ミュージカル界を変えていく物語




まとめ



さて、いかがだったでしょうか?


プロセスエコノミーと言う考え方を、セトちゃんのエンタメ挑戦記と言うオンラインサロンに当てはめて考えてみました。


実際、ミュージカルえんとつ町のプペルの豪華キャストを見てもらえたらわかると思うのですが、とんでもない事が巻き起こっているのは確かです。


圧倒的な作品を作るために、プロセスを共有すると言う流れは今後も大きなものになりそうです。


プロセスをただ販売すると言うだけでは無くて、作品が伴ってこそなので、今後のセトちゃんの手腕にも期待しておきましょう!



今回は長い記事になりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました!


ミュージカルえんとつ町のプペルの成功を応援しています!



いつも応援ありがとうございます



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