今回は、タルムードの教えから『道に迷ったお姫様』というお話から学んでいきます。
タルムード(ヘブライ語:תלמוד Talmud、「研究」の意)は、モーセが伝えたもう一つの律法とされる「口伝律法」を収めた文書群である。6部構成、63編から成り、ラビの教えを中心とした現代のユダヤ教の主要教派の多くが聖典として認めており、ユダヤ教徒の生活・信仰の基となっている。ただし、聖典として認められるのはあくまでヘブライ語で記述されたもののみであり、他の言語に翻訳されたものについては意味を正確に伝えていない可能性があるとして聖典とはみなされない。エルサレム・タルムード(英語版)と対比してバビロニア・タルムード(ヘブライ語版)と呼ばれることがある。
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この記事は石角完爾さんのタルムード金言集をもとに書いています
成功を手にするためには、失敗が不可欠です。
そんなお話の紹介です。
わかりやすく解説していくよ
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道に迷ったお姫様
ある国のお姫様が、森の中で道に迷っていました。
どの道をたどっても行き止まりで、何日も森の中から出られませんでした。
お姫様は森の奥で1人のおじいさんに出会いました。
お姫様は、これで助かった!と思い、おじいさんに聞きました。
道に迷ってしまいました。どの道をたどれば、この森から出られるのでしょうか?
おじいさんは、口をもぐもぐさせながら、答えました。
わしは40年この森で道に迷っている!わしが教えられるのは、どの道を進めば森から出られないかと言うことだけじゃよ
お話はここでおしまいです。
森から出られてないやんか!と言うツッコミを入れたくなるけど、このお話の核を説明していくよ
失敗にこそ学びがある
人は、どうしても成功者の『成功体験』だけを見てしまう傾向があります。
ビジネス書を見ても、成功するにはどうすればいいか?だけを書いてあったりします。
失敗をした話を延々書いているビジネス書ってないですよね?
ユダヤでは成功した人の話より失敗した人の話の方が役に立つと考えます。
この『道に迷ったお姫様』の話でも、失敗を沢山しているおじいさんから学べることがあると考えます。
この話を聞いた時に、早く正解の道を教えてくれと考えるのではないのです。
このおじいさんが、なんで迷い続けているのか?
どんな行動をした結果なのか?
このおじいさんの失敗から、多くのことが学べるはずです。
ユダヤ人は失敗から学ぶことで『簡単にあきらめない心』や『しぶとさ』を手に入れる事ができるとしています。
失敗談にこそ、成功の秘訣が隠されていると考えるんだよ
データが取れればそれは失敗ではない
これはオンラインサロン西野亮廣エンタメ研究所からの学びです。
世間では、目に見えた成果が上がらない挑戦を失敗と呼びます。
しかし、この挑戦からデータが得られているのであれば、それは失敗ではありません。
色々なことに挑戦して、データをとり、改善していく。
ユダヤからの教えにもありますが、なぜ上手く行かなかったのか?を常に考え、それを改善していけば、それは失敗とは呼ばないんです。
ここでユダヤの格言を一つ置いておきます。
最も良い教師とは、最も多くの失敗談を語れる教師である
ユダヤの格言
まとめ
いかがだったでしょうか?
成功している人の話って気になるけれども、再現性が低いものが多かったりしませんか?
大成功した方法だけを追い求めても、なかなか真似が出来るものでもありません。
人の『失敗談』に目を向けてみましょう。
成功するために大切なことは、以下に失敗確率を下げるかだと思います。
失敗談から学べる事が沢山あって、それは成功への近道になり得ます。
負けないためのデータをとって、改善を繰り返していきましょう。
みなさんが、成功出来るのは間違い無いですよ。
多くの失敗談にこそ目を向けよう!
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